超音波と電気刺激の両方を組み合わせて施術を行います。疾患部に対して2つの刺激を同時に働きかけることで効果的な治療の幅が広がり、効率を高めることが出来ます。
捻挫やぎっくり腰などの急な怪我から変形性膝関節症や坐骨神経痛などの慢性の痛みや痺れ、オスグッドやテニス肘などのスポーツ障害と幅広い疾患に対応することが出来ます。

また、痛みだけ無く怪我の予防やスポーツ後のコンディション調整も行うことが出来る新しい治療です。

超音波とは人間の耳には聞こえないほど高い周波数で振動する音波のことで、この超音波を患部に照射すると超音波の振動で生体組織が加熱され、身体の細胞を活性化します。

超音波の効果

①皮膚から深部の患部まで直接温める立体加温効果！
超音波が生体組織に照射される際に生じる熱で、温熱作用を発生させ、超音波が到達している範囲を立体的に温めることが出来ます。
ホットパックや遠赤外線などの他の温熱療法では体表面しか温めることが出来ず、深部の患部まで到達できないのですが、この超音波の治療は最大９センチの深部まで温めることが出来ます。
血流を改善し、筋肉や関節、腱、靱帯などの拘縮を改善することで、機能改善を行います。

②１秒間に数百万回のミクロマッサージ効果！
１つのプローブで3MHｚと1MHｚに対応していて、1MHzでは１秒間に１００万回、3MHｚでは３００万回振動することで細胞に直接マッサージ効果を与えることが出来ます。
炎症物質の抑制や細胞治癒を促進させ、タンパク質の合成を早めます。

当院のコンビネーション治療器はハイボルテージとEMSとマイクロカレントという3種類の電気刺激を行うことが出来、この3種類の電気刺激と超音波と組み合わせて治療を行います。

ハイボルテージとは

高圧電流による電気刺激で、皮膚抵抗を上げることでより深部まで刺激が到達でき、さらに従来の低周波より大量の電流量をながすことができる為、短時間で疼痛抑制が可能です。
ぎっくり腰や捻挫などの急な怪我や坐骨神経痛やヘルニアなどの神経症状に対して高い治療効果を発揮します。

EMSとは

EMSとは筋肉に電気刺激を流すことで自分の意思とは関係なく筋肉を収縮させ、筋出力を上げる事で機能不全を起こしている筋肉の機能改善を図ります。
さらに電気の出力を上げることで筋力増強効果も行えます。

筋肉の機能改善や関節可動域の改善を行うことで運動動作を改善し、スポーツ選手のパフォーマンス向上に有効です。
また高齢者では筋力を高めることで関節に負担をかけることなく腰痛や膝の痛みに対して効果を見込みます。

マイクロカレントとは

マイクロカレントとは生体電流と同じ微弱な電流のことです。この微弱電流を流すことで細胞を活性化させ、組織の修復を行います。
怪我などの痛みや腫れに対して大きな効果を発揮します。通電時間が長ければより鎮痛効果と腫脹除去強化が高まります。
また、運動後の筋肉に通電することで筋肉の抑制作用が働き、スポーツ選手のコンディション調整にも効果的です。

捻挫

ヘルニア

テニス肘

五十肩

最後に

コンビネーション治療では幅広い疾患に対応することが出来ます。自分の痛みには効果があるのか？現在の症状にはどんな治療法がいいのかわからない！などお気軽にご相談ください